シーズン5エピソード2 - Case19 「死者のフィルム」
シネフィルWOWOW プラスで見ました
毒殺について調べました
■ストリキニーネ
マチン (Strychnos nux-vomica) の木皮と実に含まれているインドールアルカロイド
極めて強い苦味を持ち、1ppm程度でも苦味が認識できる
ラットに対する半数致死量(LD50)は、経口では約20mg/kgである
ウイキペディアより
成人の最小致死量は 30-120mg(ウイキペディアより)
ストローに 0.1gほどのストリキニーネが塗られていたことになります
加えて、ストリキニーネは 1ppm : 100万分の1( 0.0001 パーセント )でも苦みを感じるので
オレンジスカッシュを飲む時、最初の一口で苦いと感じるはずです
おおよそ人間は苦みに対して敏感なので、ほとんどの人は吐き出すと思います
どう考えても毒殺には無理があります
「埼玉愛犬家連続殺人事件」ではカプセルに入れて飲ませたようです
致死量のストリキニーネを経口摂取した場合の症状として、、、
激しい強直性痙攣、後弓反張(体が弓形に反る)、痙笑(顔筋の痙攣により笑ったような顔になる)が起こるが、これは破傷風の症状に類似している
ウイキペディアより
破傷風の症状に類似しているようですが、、、
体が硬直して弓なりになるはず?、ドラマの死体の状況とは一致しないです
■感想
ストリキニーネによる毒殺を疑問に思い調べたのですが、、、
残念ながら、ドラマのようには行かないだろう?という結論です
更に、「狂犬病予防法施行規則」では「硝酸ストリキニーネ」で薬殺と明記されているようです
苦しみながら動物が死んでいくというのは、、、大きな疑問です
アメリカの死刑執行では確か塩化カリウムで心臓を止める方法だったと思います
たまに、キニーネと間違って記憶されている人がいます
キニーネはキナの樹皮から抽出され、、、
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マラリア原虫に特異的に毒性を示すマラリアの特効薬である
ウイキペディアより
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