2019年3月22日金曜日

国連の世界幸福度報告

国連の「幸福度ランキング」( World Happiness Report 2019 )として報道されていました
日本は53位という結果を見て、、、
このデータは何を元にしてるの?
そもそも幸福度なんて数値化できるの??
ひょっとして主観? なんとなく?
happiness_rep.jpg
World Happiness Report 2019






■データ
以下はウィキペディアより
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自分の幸福度が0から10のどの段階にあるかを答える世論調査によって得られた数値の平均値であり、主観的な値である(データはギャラップ社によるもの)。
報告においては、この幸福度を、GDPや健康寿命を含む6つの説明変数を用いて回帰分析し、各説明変数の寄与を求めて分析している。
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回帰分析とは?
y = ax + b という最も単純な線形を求めたもの
問題は「主観的な値」です


以下もウィキペディアより
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(1)人口あたりGDP(対数)、
(2)社会的支援(困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)、
(3)健康寿命、
(4)人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)、
(5)寛容さ(過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか)、
(6)腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)
の6つであり、回帰分析で得られるこれらの説明変数の幸福度に対する寄与が与えられている。
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数値の中で(2),(4),(5),(6)については主観的な値ということになります
逆に明確な数値は(1),(3)しかありません、たったの2つです
あはははは、これをランキングにしたのね?
思わず笑ってしまいました




■感想
早い話が国民がどう感じているか? どう思っているか?
をアンケートしたという所まで良いとして
国民性の違いをまったく考慮せずに、それらを並べて順位を付けたようです
(多少の補正は行っているようですが。。。)

ちなみに、幸福度ナンバー1のブータンは84位です
ランキングに入っていない北朝鮮は上位に入るかも??
主観が入る以上、幸福度を数値化すること自体に無理があります
少なくともアンケートで問うようなデータは別枠として出すべきで、ランキングするのはおかしい
加えて経済、環境、犯罪、戦争、独裁などが含まれてない?というのも意味不明です
更にこの分析が優先度の高い作業とも思えませんが。。。
私の正直な感想は、、、なんともはやです(^^;;;

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ヒヤッ!としたこと

 昨年に車を運転していてヒヤッ!としたことを書き留めます 反省を込めて下記4つです ・バックするつもりがDに入っていたこと ・思いがけない段差がありアクセルを踏んでしまったこと ・右折時に後から自転車が来ていたこと ・右折時に後から車が来ていたこと 「いらすとや」より