図書館でリクエストして借りました
量子論を何冊か読んで悩んでいる人、悩んだことがある人にお勧めです
読めない漢字や少し難しい語句が出てきます
その都度辞書で調べました(^^;;
■目次
第1章 量子論とはいかなる理論なのか
第2章 波と量子
第3章 相補性の落とし穴
第4章 場の量子論と実在
第5章 誤差・揺らぎ・不確定性
第6章 混乱する解釈
第7章 相関か相互作用か
第8章 量子論の本質
■しかり
何カ所かで、、、腑に落ちる、目からウロコ、でした
特に「第3章 相補性の落とし穴」の行列力学に関してです
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行列力学は、実験・観測で裏付けられる式だけを扱い、、、、
、、、中略、、、
交換関係を原理とすることでリアルな波のイメージまで排除した結果、
ひどくわかりにくい主張になった
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と書かれていて大いに納得しました
行列力学については、観測データだけを扱って? 何を求める?
まるでイメージできないため半分あきらめモードでしたが、
ある意味救われました
■感想
借り物なので、マーカーを引くことはできません
付箋を貼ることも出来ず、
頭を整理するために抜粋した文章をパソコンで入力して保存しました
「場の量子論」へ誘導している感はありますが、、、
少ない数式でここまで納得させられたことに驚きました
答えを求めると言うよりも、何に悩んでいるのかが少し見えてきます
そこから次のステップ、自分が何を学びたいかもはっきりしてくるでしょう
モヤモヤした頭を整理するという意味で、この本はお勧めです
正直言って量子論を初めて読む方には難しい気がします
まずは図書館で借りて一読されるのが良いと思います
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