人間には感知できない驚異の環世界
図書館で借りました
644ページとなっていますが、実際は 510ページほどです
本を読むのが遅い私には大変です(^^;;
しかも、次ぎの予約本が1週間後に来ると知って
急ぎ足で読むことになりました
■目次
はじめに 五感の外側に広がる世界を旅しよう
第1章 滲み出る化学物質――匂いと味
第2章 無数にある見え方――光
第3章 人間には見えない紫――色
第4章 不快を感知する――痛み
第5章 寒暑を生き延びる――熱
第6章 乱れを読む――接触と流れ
第7章 波打つ地面――表面振動
第8章 あらゆる耳を傾ける――音
第9章 賑やかな沈黙の世界――エコー
第10章 生体バッテリー――電場
第11章 方向がわかる――磁場
第12章 同時にすべての窓を見る――感覚の統合
第13章 静けさを守り、暗闇を保護する――脅かされる感覚風景
■感想
読んでみると、、、
研究者の経歴や生い立ちの説明もあり、これは必要なの??
加えて、過去の誤った学説と最新の学説との対比を書きつつ、
動物の特殊能力への評価は少し大げさな表現になっています
思った以上に修飾語が多く、主観的な意見や例え話も多いです
人によっては楽しく読めるかもしれませんが、
このペースで500ページも読むとなると個人的にはちょっと、です
ざっと読んでも問題なさそうだったので、斜め読みしました(^^;;
残念ながら、なんとなく雑学っぽい内容をあれもこれもと詰め込んだようです
肝心のサイエンスは、、、
ダイオウイカの大きな目、猛禽類の死角、昆虫と紫外線、
侵害受容と痛み、魚は痛みを感じるか?、ラッコの体性感覚皮質、
タイガーワンダリングスパイダーの気流感知器、
ゾウは足の裏で振動をキャッチ、左右非対称のフクロウの耳、
反響定位(エコーロケーション)、電気定位、電気コミュニケーション
などなど、興味深い内容もありました
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