「医学探偵の歴史事件簿」は岩波新書、2014年、224ページです
「第Ⅱ部 近代日本史の曲がり角」 4三島由紀夫の筋肉から
ハードなトレーニングは、いわゆる脳内麻薬(オピオイド)を分泌させ、恍惚感をもたらす
と書かれています
■自決
三島由紀夫は、、、
自衛隊市ヶ谷駐屯地で「楯の会」隊員4名とクーデターを促し、その後に割腹自殺した人物です
子供の頃、バルコニーで演説している姿をテレビで見たような?
おぼろげな記憶があります
「医学探偵の歴史事件簿」では、、、
名声も念願の筋肉も手に入れた彼が次に望んだ物は、自分の作中人物としてのヒロイックで壮絶な死だったのだろうか
と結ばれています
■ノーベル文学賞
日本のノーベル文学賞の候補に2人の名前があったと言われてます
川端康成と三島由紀夫です
三島先生は川端さんのお宅に呼ばれて、「君はまだ若いから、私は年だから、今回は譲ってくれないか」とお頼まれになったと聞きました
NHKクローズアップ現代「三島由紀夫×川端康成 ノーベル賞の光と影」より
その後、1968年(昭和43年)に川端康成がノーベル文学賞を受賞します
それから2年後の1970年(昭和45年)に三島由紀夫は自決します
さらにその2年後、1972年(昭和47年)に川端康成はガス自殺します
■感想
恥ずかしながら三島文学を読んだことは無いです
図書館で「金閣寺」を読もうとしたことはあります
何ページか読んでみて、、、読みづらいなぁ~と思いました
難しい語句がやたらと出てきて、1つ1つ調べてたら時間がかかりそうでした
修飾が美しいとは思えず、回りくどく面倒くさいと感じた次第です
国語力が貧しい私には敷居の高い小説だと思いました
心情についてもまったく共感できなかったと記憶しています
今なら多少は読めるかもしれません
ですが、我慢してまで読みたいとは思わないです(^^;;
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