図書館で借りました
「マンガでわかる量子力学」 発行は 2009年 256ページ
2009年なので15年前です
初めて量子力学を学ぼうとする人には良いかもしれません
絵はうまいのですが、ストーリィが私には合わなかったです
と言うことで、申し訳ありませんがマンガは斜め読みしました(^^;;
流れは化学(原子)の歴史+少し量子力学という感じでしょうか?
■シュレーディンガー方程式
手元にある5冊の参考書で共通するシュレーディンガー方程式の悩みどころは、、、
1回の偏微分、2回の偏微分から、唐突に微分演算子を登場させるところです
ここに違和感があり、なんでだよ??となります
結果ありきで2回偏微分しているような?
シュレーディンガーはこういう流れで導き出したのかな?と疑問に思ってました
■シュレーディンガー方程式入門
P.169~P.183
スタートは高校数学の復習です
波動関数の変化を見るために x, tの偏微分から始まります
偏微分はそれぞれ1回です
そして両辺に -ih/2πを掛けると、、、これがすごい!
エネルギーと運動量の微分演算子が求まります
ここまでの流れが私にぴったりとはまりました
素晴らしい!!
これを読んで不思議にわかったような気になります(^^;;
誤り?が2箇所ありました
第1版 第1刷、正誤表はありませんでしたのでアップします
もしも、私が間違っているということでしたらコメント下さい
以下、画像をクリックすると拡大されるはず
P.179 下から5行目 (10) 赤色矩形の部分が誤り
青色が正しい
P.180 上から2行目 (11) 赤色2重線の部分が誤り
青色は個人的な補足
■シュレーディンガー方程式を解いてみよう
P.229~P.235
残念ながら、まだ???です
2か月~3か月くらい時間がかかりそうです(^^;;
今から100年くらい昔、、、
これら波動力学を大学2年の時に英文で読んでいたいう
湯川秀樹って、敬意を込めてどんなやっちゃ??
当時、教えてくれる教授はいなかったと思います
できることなら湯川秀樹の中間子論の元となった計算を辿ってみたいと思います
■感想
量子力学を始めて半年になります
数式に悩まされ、高校数学をやり直した結果、なんとか読めるようになりました
数式にも少しは慣れたかな?
とは言うものの5・6冊の本が半分くらいで止まったままです(^^;;
今回のシュレーディンガー方程式入門は真面目に読みました
5回ほど読んでわかったような気になりました(^^;;
本を読んで、あぁこれだ!という本に出会えることはめったに無いです
しかもこのマンガ本はまったく期待してなかったのです
運が良かったということでしょう
図書館で借りた本なので返却する前に方程式のところだけコピーさせていただきました
マンガの部分は少し残念でしたが、、、この本は良いです
シュレーディンガー方程式入門のためだけに買うのはどうかと思いますので、
図書館で借りるのが良いでしょう
お勧めです
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