2024年8月23日金曜日

薬屋のひとりごと シーズン1エピソード1

シーズン1エピソード1 - 猫猫
薬や毒がテーマのアニメということでアマゾン プライムビデオで見始めました
なかなかおしろいです
舞台は中国の唐の時代?
主人公は猫猫(まおまお)

ネタバレ注意!!





■鉛白(えんぱく)
--------------------------
古代から使用されてきた白色顔料
毒性があるので、長期にわたる皮膚などからの摂取には注意を要する
ウイキペディアより
--------------------------


「おしろい」は、かつて、、、塩基性炭酸鉛を成分とする白色塗料だそうです
化学式 Pb3(Co3)2(OH)2 ということで、鉛の Pbが確かに含まれてます
これを体に塗ってたということに驚かされます
その昔、歌舞伎役者も塗ってたということでしょう
鉛白はどうやって作られた?



■鉛白の作り方
--------------------------
酢を入れた鍋の上に簀を置き、その簀の上に鉛板を並べ、樽形の容器で全体を覆い、
鍋の下から炭火で約3週間にわたり加熱する
浮世絵の絵具ー鉛白 製法について
https://note.com/ukiyoe_shimoi/n/n3c26ba4bf0d5
--------------------------

3週間? すごい!
中学の時、鉛に酸をかけても簡単には溶けないと聞いたことがあります
酢と熱で溶ける??




■感想
シャクナゲの毒は関係なさそうでした
あくまで「おしろい」が原因のようです
アニメの中では原因物質まで特定してませんが、おそらく鉛だろうと思われます
毒とは別に登場人物の名前が中国名のようで、残念ながら頭に残りませんでした
加えて、キャラクタの描き方が似ているので、誰が誰なのか服装と声で区別するしかなかったです
更に宦官(かんがん)などの役職名は歴史で習って以来です
少し変わった性格の主人公のつぶやきが面白いです


0 件のコメント:

コメントを投稿

「医学探偵の歴史事件簿」の三島由紀夫

「医学探偵の歴史事件簿」は岩波新書、2014年、224ページです 「第Ⅱ部 近代日本史の曲がり角」 4三島由紀夫の筋肉から ハードなトレーニングは、いわゆる脳内麻薬(オピオイド)を分泌させ、恍惚感をもたらす と書かれています