日本の昔ばなし、エピソード51
荒れ果てた寺でだらだらと過ごしていた和尚さん
ここに問答をしたいという旅の僧がやって来ます
碁打ち仲間のコンニャク屋が代わりの和尚になり、問答を始めます
ひたすら沈黙して受け流すつもりでしたが、、、
アマゾンプライム ビデオより
■旅の僧
沈黙の中、僧は身振り手振りで問答を仕掛けます
指で小さな輪を作り、御仏の心は?問いますと、、、
大海のごとし
10本の指で、十方、この世界は?と問いますと、、、
五戒、すなわち五つの戒めによって成り立つ
3本の指で、三千世界はいかに?と問いますと、、、
眼の下にあり
五戒
不殺生戒、生きものを殺してはいけない
不偸盗戒、人のものを盗んではいけない
不邪淫戒、邪(よこしま)な男女関係はいけない
不妄語戒、嘘をついてはいけない
不飲酒戒、酒に溺れてはいけない
浄土宗 十念寺より
三千世界、仏教の世界観で想像上の宇宙全体を言うそうです
■コンニャク屋
お前のところのコンニャクはこんなに小さいと言うから、、、
こんなに大きいと答えてやった

10個でいくらだと言うから、、、
500だと答えた
300にまけろと言うから、、、
あっかんべぇ~とやったんだ
あんなケチな坊主はいねぇや
■感想
とてもおもしろかったので書き留めました
久し振りに爆笑しました(^^;;
絵がすごく良いですね
とぼけた顔のコンニャク屋がぴったりでした
下々の気持ちが本当にわかっているのか?という問いかけのような気がします
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